2024.7.26

INTERVIEW Vol.34(後編)

「気が付いたら、こればかり使っている
そんなモノが好き」

目覚めのコーヒーを飲んで、植物に水をやり、
ギターを弾いて25分ほどのジョグ。そして仕事。
夕方に行きつけの店へ行き仲間とビールを飲み、ときに“サーフ”。
これが、PESさんのルーティン。

仕事と遊び、
その狭間にある移動時間のそれぞれで活躍するアイテムが
Hydro Flask®(ハイドロフラスク)のボトルや
OOFOS®(ウーフォス)のサンダル。
そして、機能美とデザイン性を備える
NOMADIX™(ノマディックス)のポンチョなど。

「気が付けば自然と使っている品って
モノとしての完成度が高いんだと思います」
(前編はこちら)

景色が変わることで、発想が広がる

「ある時期に、移動時間にいいクリエイティブが
発揮できていることに気付いたんです。
目に入る景色が変わることで、感覚が冴えるのかな?
だからバスや電車をよく利用するんです。家で仕事をするときもベランダに出たり、
夏ならビニールプールを出したりして、
あえてシチュエーションを変えるようにしています」

ここ2~3年で特にハマっているのが観葉植物とのこと。
「手入れすれば元気になるし、成長するから一日として同じ姿ではない。
“生きているフィギュア”を集めている感覚です(笑)」とPESさん。

「12 oz Flex Sip」
※上記は廃盤モデルです。現行モデルへリンクします。
「OOahh」
「Changing Poncho: Uinta Green」

ベランダに出て植物に水やりする時、近所にある行きつけの店に赴く際に
つっかけるのがOOFOS®のサンダル『OOahh-Olive Drab』。
「履き心地の良さに“ぶったまげた”というのが正直なところです。
まったく足が疲れなくて、いいですね」
Hydro Flask®のボトルは、冬のサーフ時に頻繁に登場。
「朝、温かいコーヒーを入れて道中と海で楽しんでいます。
ボトルはいっぱい持っているのに気が付くと使っているのは
Hydro Flask®の白い『12 oz Flex Sip』ばかり。
温かいコーヒーをちょっとずつ飲むので、
このサイズ感がちょうど良いんです」

@SHUJI IZUMO / SAVE THE SEED
@SHUJI IZUMO / SAVE THE SEED
@SHUJI IZUMO / SAVE THE SEED
@SHUJI IZUMO / SAVE THE SEED

海の未来を守るためにできること

今、PESさんが関心を持っているのが、ビーチクリーン。
特に、2024年6月8日に種子島で開催された
Hydro Flaskもその活動をサポートしているビーチクリーンアクティビティ
『Save the Seed in TANEGASHIMA vol.2』への参加は、
さまざまなことを考えるきっかけとなったそう。

「種子島は波がいいから、4年前ほど前からときどき行ってたんです。
そんななか、サーフィン仲間から種子島でゴミ拾いを始めると聞いたとき、
アタマによぎったのは『マジか!』でした。
というのも、種子島は海外から流れ着く“漂流ゴミ”が多いんです。
拾ってもキリがないとは思いましたが、手伝うことにしました」

当日、生憎の悪天候のなか、子どもたちも一緒になって大量のゴミを収集。
「本当に大変だったけど、目の前の景色がきれいになってゆくのは
やった人にしかわからない充実感があって、
この“小さな実感”をシェアし続けることで、
意識変化の連鎖が起こって未来も変わっていくのでは?と思いました」

意識の変化はモノ選びにも淡く影響しているのか、

NOMADIX™のポンチョは、袖がないクールなシルエットと
肌触りや吸水性が良いところが気に入っていましたが、
実はリサイクル素材でできているっていうのもいいですよね」

できる範囲で環境によいものを選ぶことも、
目の前を1ミリずつ良い未来に変えてゆく行動。

気負わずに、楽しみながら。


PES

2001年 『STEPPER’S DELIGHT』 でメジャーデビュー。
日本のHIP HOPグループとしては初の武道館公演・海外公演・野外5万人ライブなど
数々の記録を作り続けてきたRIP SLYMEのMC。
『One』『Hot chocolate』『Tales』『SCAR』 を代表格に
RIP SLYME楽曲のソングライティングも多数手掛け、
SMAP、JUJUをはじめとした他アーティストへの楽曲提供や歌詞提供も行う。
また音楽活動以外にも、デザイン関連へのアプローチなど、その活動は多岐に渡る。
https://www.instagram.com/pepes_jp/

  • Photo:Kengo Shimizu
  • Text:Hiroshi Morohashi(LEMON SOUR, Inc.)
  • Edit:Toshiki Ebe(ebeWork)

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